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今回は会計の元帳に関する (必要最低限な) 初期設定です。
Dynamics 365 では元帳に仕訳を転記する際に入力する勘定番号のルールを作成でき、そのルールのことを “勘定構造” といいます。
勘定構造は Dynamics の元帳に対して設定しますが、法人を新規作成した場合、元帳に対して勘定構造が未設定の状態となっておりますので、使用する勘定構造を設定する必要があります。
トライアル版でデモデータ有りだからなのかは未確認ですが、勘定構造は予めテンプレートが登録してありますので、今回はその中の “Manufacturing Japan with BU” を使用します。
設定は以下の場所から行います。
[一般会計] モジュールの [元帳の設定 > 元帳]
設定例は以下の通り。
[勘定科目表] は日本の勘定科目を使うので “Japanese”、[会計カレンダー] は 4月 – 3月 の “Fiscal 4” としました。
[勘定構造] の [追加] ボタンを押すと勘定構造の一覧が出てきますので、”Manufacturing Japan with BU” を選択します。
選択すると以下のような確認ダイアログが表示されますが、まだ作り立てで何の伝票も起票されていない環境ですので、今回は気にせず「はい」で大丈夫です。
以上で会計の元帳に関する (必要最低限な) 初期設定は完了となります。