Dynamics 365 Finance and Operations, Supply Chain Management 奮闘記 – 番号順序の初期設定

本連載の Index は こちら

Dynamics 365 における “番号順序” とは、マスタの登録やトランザクションデータが作成される際のレコードID の採番ルールです。

採番ルールはとても細かく設定でき、例えば「仕入伝票の伝票番号は 6桁で、番号の頭に仕入とわかるような記号を付ける」とか、「得意先コードは他システムのものと揃えたいので、自動ではなく手動でつけたい」などといった設定はここで行います。

トライアル版ではデモデータが入っているため、それに含まれる既存の会社のものが登録された状態となっておりますが、本連載では会社を新規作成して行っていますので、自社用の番号順序設定はまだ全く存在しない状態です。

では、番号順序を作成しましょう。
設定は以下の場所から行います。

[組織管理] モジュールの [番号順序 > 番号順序]

ルールをひとつひとつ作ることもできますが、デモデータの設定をみてわかる通り現実的ではありません。

Dynamics 365 には標準機能として、番号順序の自動生成機能が用意してありますので、それを使います。

画像の赤枠の [生成] をクリックします。

 

番号順序生成ウィザードが表示されますので、内容に従い進めていきます。

■ ウィザードの説明

 

■ 作成対象の選択
上記の説明にある通り、まだ作成されていない番号順序の一覧が表示されますので、全選択して次へ進みます。

 

■ 作成内容の確認

 

以上で今の会社で使用する番号順序の作成は完了となります。

Dynamics 365
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