Dynamics 365 Finance and Operations, Supply Chain Management 奮闘記 – トライアル版について

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トライアル版の準備

Dynamics 365 には 30日間のトライアル版が用意されており、ほとんどの機能を無料で試用することができます。

トライアル版の利用登録は以下から。
Microsoft Dynamics 365 の無料試用版を開始する | Microsoft Dynamics 365

今回は Finance and Operations, Supply Chain Management のトライアルとなりますので、画像の「デモを依頼する」から登録します。

 

登録には 15~30分くらいかかります。

 

トライアル環境が作成され使用準備が整うと、Microsoft の LCS Team からメールが届き、そのメールにトライアル環境へアクセスするためのリンクがありますので、試用中はアクセスしやすいようブックマークしておきましょう。

 

Dynamics 365 Finance and Operations, Supply Chain Management をライセンスを購入して試そうとした場合、最小構成で月額約40~50万円は必要となりますので、まずはトライアル版で製品の感触などをしっかりと体験しましょう。

 

トライアル版を使ううえで把握しておくべきこと (制限事項など)

■ 利用可能期間について
利用登録が完了すると一時的に専用の仮想環境の構築が開始され、完了すると通知メールが届きトライアル環境が使用できるようになります。

作成されたトライアル環境は作成した日からカウントされ、最大30日間使うことができます。
期限がきたら環境を削除する旨を伝える通知メールが届き、すべてのデータが削除されてトライアル環境にアクセスできなくなります。

注意点として、登録後一週間おきに、「作成されたトライアル環境はまだお使いですか?」という感じの内容のメールが届き、メールに書いてある期限内にアクセスがない場合は30日たっていなくても環境ごと自動削除されます。

トライアル期間が終了した、あるいは放置でトライアル終了となった場合、再度トライアルを申し込むことができるようになります。ただし、まったく新規の環境となるため、全てが初期状態からとなります。

 

■ 印刷機能が使用不可
トライアル版では Dynamics 365 に標準で備わっているレポート印刷機能が使用できません。

 

■ Lifecycle Services (LCS) へのアクセス不可
Dynamics 365 には Lifecycle Services (LCS) という、Dynamics 365 が稼働している環境のあれこれを管理するための専用のポータルサイトがあります。

本来であれば LCS からテスト環境や本番環境といった環境構築を行ったり、それらの環境自体の設定を行ったりするのですが、トライアルでは LCS にアクセスすることはできません。

 

■ データのインポート・エクスポート機能の使用不可
Dynamics 365 には、標準機能としてデータのインポート・エクスポート機能が備わっていますが、トライアル版ではそれらの機能は使用できません。

Dynamics 365
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